外壁塗装・軒樋交換工事の全工程の説明です。
外壁塗装と軒樋交換工事の概要
- 今回は東京都練馬区大泉学園町のお客様から見積もり依頼が来ましたので、現場調査に伺いました。築年数が25年~30年前後のようです。メンテナンスは十数年前にやられて以来、やられてないみたいで、屋根は洋瓦、外壁はモルタル、それと、木部が多いようです。破風・戸袋があります。ベランダの手摺は鉄部です。外塀・門扉も塗装することになりました。外壁の色は現行の色と同色をご希望されたので、現行の色にしました。雨樋は軒樋のみ新規取替で、竪樋は既存の物を使用して、塗装だけすることになりました。洋瓦の屋根も補修することになりました。
- 今回、気を使った点は、外部足場を設置する時に、近隣の皆様への配慮とご挨拶です。都内という特殊な事情もありますが、隣地との境界ギリギリ外部足場がかかるときがあります。そういった場合、前もってご挨拶します。
外壁塗装をするときに、おおまかに次の工程でおこなっていきます。
①下地処理、鉄部、木部のケレン作業を3Mジャパン製「スーパーガンコ」で浮いてる塗料を荒目で丁寧に落としていきます。簡単な穴などはパテで丁寧に埋めていきます。
次の段階で②高圧洗浄機で、外壁木部・鉄部を丁寧に水洗いしていきます。
③鉄部・木部の下塗りをしていきます。
④養生(マスキング)をおこないます。
⑤外壁をおこないます。
外壁はモルタルでクラックが多いので、日本ペイント製のアンダーフィーラ―弾性エクセルを使用しました。日本ペイント製のアンダーフィーラ―弾性エクセルの良い点は、中塗り剤を水性でも油性でも使用できるところです。中塗り剤は日本ペイントの水性シリコンセラUVを使用しました。おおまかな工程ですが夏場など、暑い時期は、住んでるお客様に配慮して、どうしても窓の換気を優先させる場合は窓周りを優先して仕上げていきます。
施工前と施工後
施工前
施工後
施工前
施工後
施工前
施工後
施工前の戸袋の状況
- 施工前の戸袋の状況です。表面の凸凹してる箇所が鏡板です。長年の塗膜が剥がれて、かなり表面が傷んでます。施工方法としては、ケレン作業(既存の浮いてる塗膜を出来るだけ落としていきます)、下塗り剤は、一液ファインウレタンU100木部用下塗り剤を塗布します。中塗り→上塗りは、日本ペイントファインウレタンU100 を使用します。
施工前の破風部分の状況
- 施工前の破風部分です。既存の塗膜が剥がれかけてます。やはり比較的雨風があたる箇所ですので、傷む箇所です。
- 塗装方法はケレン掛けの作業をしまして、下塗り剤は、一液ファインウレタンU100木部用下塗り剤を塗布します。中塗り→上塗りは、日本ペイントファインウレタンU100 を使用します。
施工前のベランダ鉄部の状況
- ベランダ鉄部の施工前の状況です。比較的傷んでないようで、ケレン作業→錆止め→上塗りをかけていきます。
外壁高圧洗浄
- 外壁を高圧洗浄機で水洗いしてる状況です。外壁の水洗いをするときは、インターホンをマスキングテープで養生します。それと、換気扇の換気口や、ドアの隙間など、水が入らないように気を付けます。
養生(マスキング)
- 養生(マスキング)状況です。夏場はどうしても換気の問題で、施主様が窓を開けないとよくないので、窓周りの塗装を優先して行います。
シーラー塗り状況
- シーラー塗り状況です。シーラーは日本ペイントのアンダーフィーラ―弾性エクセルを使用します。中塗り剤は日本ペイントの水性シリコンセラUVを使用します。
2階仕上がり
- 2階仕上がり状況です。屋根も、外壁、戸袋も破風もかなり、いい仕上がりになっています。お客様も大変、喜んで頂きました。